2018年3月21日水曜日

タイブレーク制導入で、甲子園はどう変わるのか?

明後日、3月23日より開幕する第90回記念選抜大会から、タイブレーク制が導入されることが決まりました。
レギュレーションとしては、
・延長13回からノーアウト1、2塁で開始。
・打順は12回までを引き継ぐ「継続打順制」。
・導入されるのは準決勝まで
・決勝ではタイブレーク方式は行われず、いままで通り延長15回までに決着がつかなければ引き分け再試合となる。
ただし決勝の再試合にはタイブレークが適用される。

また、夏の選手権大会、それにともなう夏の地方大会、春と秋の都道府県大会での導入も決まっています。

主催者、当事者、ファン、色々と考えはあると思いますが、個人的には延長戦の雰囲気は好きだったので、今までどおりがよかったなあ・・・と正直に思います。
ただ、特に夏の大会では気温の上昇の影響で選手の健康面を考慮すべきという意見も年々大きくなってきていますし、初戦ならまだしも試合を重ねた中で疲弊していく選手(投手ばかりがフォーカスされますが野手も同様に疲労しています)たちが、延長戦を戦う中で消耗し、ミスから試合が決してしまうシーンも多く見られるので、そういった意味では「俺のせいで終わってしまった」と思う選手が一人でも少なくなるという良さもあるのかもしれません。

投手の球数という視点もあるとは思いますが、「将来のことを考えなきゃ!」という意見は個人的には持っていません。
なぜなら甲子園に出るくらいレベルの高い投手でも「野球は高校まで」と考えている選手が多く、そこで完全燃焼したい、という想いは持っている。
それならその想いを尊重してあげたい、という風に考えますね。

制度が変わると、賛否の声が上がるのは仕方のないところ。
まずはどうなるか見てみよう、というところですね。


0 件のコメント:

コメントを投稿